国交省/09・10年度競争参加資格審査結果/下位等級で業者急増 |
|
【建設工業新聞 4月 21日 記事掲載】 国土交通省がまとめた同省発注工事の09・10年度競争参加資格審査の結果(速報値)で、下位等級の業者数が大きく増えていることが分かった。資格審査で都道府県発注工事の施工実績を加味したことや、不況による民需の低迷などを考慮して技術評価点が0点でも従来の等級にとどまることを認める「経過措置」を講じたことが要因とみられ、一般土木と建築の両工種では、07・08年度の前回審査時と比べ、Dランク業者が約3000社増加している。同一企業でも地方整備局ごとに重複計上しているため、純粋な増加数とは異なるものの、国交省は「(追加経済対策などによる)公共工事の増加への期待感も影響しているのでは」(官房技術調査課)と話している。
|
|
|
|