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設計、調査、測量の請負金額/3月から増勢続く/先行きの工事量も積み増す

 

【建設通信新聞  2013年  8月 21日 記事掲載 】

 

  先行きの工事発注量の目安となる設計、調査、測量の請負金額が3月以降、増加を続けている。北海道建設業信用保証、東日本建設業保証、西日本建設業保証がまとめている公共工事前払金保証統計によると、設計の7月単月請負金額増加率が前年同月比で20%を超え、4月からの累計でも22.0%増となった。東日本大震災以前の2010年と比べると、7月単月で72.0%増、累計で95.8%増となる。設計、調査、測量が発注されれば、それに応じた工事発注がその先に見込まれることから、相当程度工事発注できる案件が積み上がっていることになる。


 設計、調査、測量の7月請負金額のうち、調査は前年同月比44.6%増、測量は26.1%増となっている。10年7月比では、調査が59.7%増、測量が47.6%増という状態だ。4月からの累計を10年と比べると、調査が58.4%増、測量は64.9%増となっている。


 2、3月は、設計、調査、測量のいずれも単月で前年同月を10−40%程度下回っていたが、4月からは設計と調査が前年同月を上回り始めた。測量も、5、6月は前年同月を下回ったものの、7月に再び増加に転じた。一方、前月比では設計と調査が、3月以降、単月の請負金額が前月を上回る右肩上がりの状態で増え続けている。これは12年度補正予算が成立した時期と重なり、これによって工事発注とともに、設計、調査も発注が増えているとみられる。


 大震災前の10年との比較では1月の段階で調査と測量は10年1月を下回る水準だった。2月からは、設計、調査、測量のいずれも10年同月を上回り、4月以降は50%を超える増加率で、特に5月には2倍超となった。その分、工事発注ができる案件が積み上がっており、先行きの工事発注量も順調に確保されていると言えそうだ。

 
 
 
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