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兵庫県/最低制限価格設定にランダム係数/14年1月から、入札妨害事件受け

【建設工業新聞  2013年 11月  8日 記事掲載 】

 

  兵庫県は6日、県発注工事の入札妨害事件を受け、最低制限価格の設定にランダム係数を導入するなど入札契約制度の改善策を発表した。入札後に価格を設定し、発注者側も含めて開札まで分からないようにする。総合評価方式については、同一事務所内で固定化していた技術審査会のメンバーを入れ替えし、技術審査情報の漏えいリスクを回避する。


  最低制限価格は、建設工事と測量・建設コンサルタント等業務を対象に、電子入札システムで無作為に発生させた乱数を基準価格に乗じて設定する。入札書を受け付けた後、開札前に最低制限価格を決める。係数の幅はプラスマイナス0・5%程度とする方向で現在検討している。来年4月から導入予定。


  ランダム係数導入までの間は、当面の対策として土木事務所長ら最低制限価格を設定した職員以外が閲覧できないよう予定価格作成システムへのアクセス制限を強化する。同じ方式は大阪府や和歌山県などが既に導入している。


  技術提案の内容など検討する技術審査会のメンバーについては、入札参加者から提出書類を受け付けた後、発注した土木事務所長が案件ごとに近くの事務所を含めて任意にメンバーを選定し、固定化を防止する。来年1月から運用を始める予定だ。

 
 
 
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