|
技術力評点(Z)ウエイトが25%に引き上げられました。
技術力評点Zは、総合評定値P点におけるウエイトを0.20から0.25に引き上げとなります。これは、技術力の評価を重視したといえます。
2.元請完工高の評点の新たに追加
- 技術力評点Zの評価の中に元請完工高の評点が加わることです。
これにより、元請の施工マネジメント能力を評価することとなります。
この場合、技術者数と元請完工高をそれぞれ数値化したものの合計値を評価することとし、技術者数と元請完工高の評点のバランスは概ね4:1とすることになりました。
|
3.技術者の重複カウントの限定
- 技術者の重複カウントですが、今まではひとつの資格でその企業が申請した工種で技術評点に認められた評価はすべてカウントすることができましたが、中小業者では技術者が複数業種に従事することも多いという実態に鑑み、1人あたり2業種までしか認められないことになりました。
4.基幹技能者の評価の新たな追加
- 一定の要件を満たす基幹技能者について新たに一律3点が加点されます。
在籍する技術職員で監理技術者又は主任技術者としての資格を有する者を評価対象としていますが、技術職員の人数だけでなく、技術職員の能力、資格の取組み等を反映したきめ細かな評価を行うことが適当であるとの考えです。
このため、新たに基幹技能者に加点をし、専門工事業における人材育成の取組みを評価することになりました。
-注- 基幹技能士とは
各産業で物をつくるのは、一般的に職人と呼ばれる技能者です。技術者の役割は、建設する物をどのように作るのか、設計図を書いたり、構造計算をしたり、必要となる材料等の積算や、掛かる費用を積算したり、いわば、これから建設する物の画を描くことで、それを実際に形有る、地図に残る物に作り上げるのが、いわゆる職人と呼ばれる「技能者集団」です。
-
|
5.監理技術者講習受講者
- 継続的教育を受ける技術者を評価する観点から、監理技術者講習受講者を優遇して評価します。監理技術者資格者証を保有する監理技術者講習の受講者については、一級技能者点数5点にプラス1点加点され6点として評価されます。
-
-
|
|
|
|
|